迅速な下山の手段を考える・その1

山を登るようになって約5年。普段から「1日でどれだけ密度の高い山行ができるか」を常に模索している。
自分だけに限らず、社会人に休日は限られているわけで、おいそれと泊まり登山に出かけるわけにはいかない。限られた時間のなか、どれだけ有意義に過ごせるのか――そう、時間は貴重なのだ。

深夜に自家用車で移動し、夜明けとともに行動を開始すれば飛躍的に時間は延びるものの、車は必ず回収しなければならない=出発地点に戻らなければならない、という足かせがある。それに車は、帰路も運転しなきゃならないわけで…またそこから高速道路や渋滞のなかに突撃せねばならないのだとすれば、疲労を考えるとそれだけで不安だ(本当は下山後の一杯がやれないというのが一番のネックなんだけどね、個人的には)。そんないくつかの理由から、自分は基本的に移動は「公共交通機関」派だ。

話がそれたが、社会人であれば基本の休みは土日。しかし土日2日ぶんまるまる使える機会もそうそうない。だから基本は日帰り登山。日帰り登山でも、やっぱりいろんなところに行きたいわけで…一般的には「日帰りは厳しい」とされるような山、コースでも「なんとか日帰りに収める」努力をしたいのだ。

どうすべきか。
まずは「足を早くする」こと。コースタイム以上のパフォーマンスが出せるよう、自らを鍛え上げていくこと。これはもっとも重要なことだと思う。しかしながら、加齢とともに体力は落ちていくし、トレーニングの成果だってすぐに出るわけじゃない。先を見据えて地道にやっていって、結果として早くなるんであって…ただちにここに過度の期待は出来ない。

ならば、どうすべきか。
何度か山行に行くと、気づくことがある。ピークハントを終えたあとの下山。山から降り、公共交通機関に乗るまでに、長い林道歩きを強いられる。舗装されていたり、されていなかったり…状況はさまざまだが、たいていの場合、だるい。登山道のそれと比べれば、およそ起伏のない下りが延々と続くのだ。
運良く、登山道を下り終えて登山口につき、そこにバス停があったとしよう。しかして夕方のバスはよくて1時間に1本。それも最終バスが16時。そんな経験はザラにある。あと30分、バスの時間が遅ければ…もうひとつピークを制覇できたのに。そんな状況に出会ったことはないだろうか。
そして、たいていの場合、必死に間に合わせた数少ないバスは、延々と「道路を下っていく」のみだ。

実にくだらない、くだらないのだ。
淡々と下っているだけなのが、実にくだらない。
林道を下る怠惰な1時間を、バスを待つ怠惰な1時間を短縮できたらどんなにいいだろう。そう考えた。


結論。
自転車で下ればいいじゃない!
幸いなことに、自分はCARRY ME IIという8インチの折り畳み自転車を持っている。これは自転車の中では8kg台の重量と、ほぼ最軽量に近いカテゴリに属する。これならば、ザックとは別に混んでいる登山バスに持ち込んでも、なんとかヒザの上に載せられる大きさだ。
時は2010年、自転車利用の山行を決行するのであった。

乾徳山に登ったとき、バスで下車した乾徳山登山口に自転車を組立ててデポ。そのまま山頂をピストンし、降りてきた。帰りはバスには乗らず、このまま西沢渓谷から塩山駅までの果てしない下り坂を、この自転車で下っていった。

両神山のときも、同じように自転車をバスに持ち込んだ。両神山は、登山口の日向大谷口までは秩父からバスを2本乗り継がなければならないという手間のかかる移動。それゆえに帰りのバスの本数もかなりやばい感じ。乾徳山同様、日向大谷口にデポして、温泉に立ち寄りつつ、バスの乗り継ぎポイントである小鹿野町役場前まではこれで移動した。温泉でのんびりしすぎて、あやうく秩父行きの最終バスに乗り遅れそうになったのも今はいい思い出だ。


そして瑞牆山韮崎駅からのバスは最速でも朝10時頃に到着。そこから登りはじめるのだから当然時間はない。しかも瑞牆山荘前からのバスは帰りも皆無。もうちょっと下ったところにある増富温泉からなら、かなりたくさんバスがあるんだが…ということで、やっぱりこれも登山口にデポして山頂ピストン。しかしながら極小径車の貧弱なブレーキでは、10%の下りはなかなかにスリリングでありました。

そんなこんなで、極小径車での下山は一定の成果をあげてはいた。
しかし問題も感じた。つまるところ「ピストンしかできない」のだ。さすがに輪行袋に入った自転車を担いで山登りをするわけにはいかない。結局は車と同じく、スタート地点に戻ってこないといけない。自分の足とプラスアルファ、かつ公共交通機関のみを使って山行を果たすという意味では成功しているが、どうにも腑に落ちないものがある。

これはこれで「自転車利用メソッド」としてひとつ確立したとして、ピストンしないルートでも速やかに下山ができるような…もっと、他のいい方法はないものだろうか。


「その2」につづく。

新発売の日清カップカレーライスをお湯戻ししてみた

ここのところ仕事が忙しくて、自炊から遠ざかり気味。
このままじゃヤバい!と思いつつ、久しぶりに近所のスーパーに足を運んだところ…

なんだこれは!
カップヌードルごはん」系列の新製品か!

とりあえず試しに1個購入。
自宅に戻りネットで調べてみたところ、9月3日発売らしい。
出たばかりじゃねーか。

[リンク]日清カップカレーライス・公式サイト

モノとしては、カップヌードルごはんと同じ、水を入れて電子レンジで温めるタイプ。
ならばこれも、お湯戻し可能ではないのか。

Youtubeを探してみたら、正規の調理方法(電子レンジ)でのレビューは発見。
しかしさすがに出たばかりの製品、まだお湯戻しにチャレンジしている人はいなさそうだ。ネットを漁ってもまだ情報は出てこない。
ならば、やるしかない!! 他ならぬこの俺が!!

なろう なろう 人柱になろう!

てなわけで、翌日これをカバンに忍ばせ、仕事場のお昼ごはんとして食してみた。

開けてみたところ。
うむ、カップヌードルごはんと同じだ。


本当はアツアツに沸かしたお湯が望ましいんだろうが、高所での調理を想定して(高所では100℃以下でお湯が沸騰しちゃうのです)、ポットのお湯でつくる。
待つこと15分。

あれ?見た目ちょっと「カップヌードルごはんカレー」っぽいぞ…?
「あっ(底に溶けきれてないルーの粉が!)」


電子レンジと違い、対流が起きなかったのだろう。水分はまだ残っているようだし、まだ回復は可能だろう。

「(とりあえずかき混ぜるか…)」

というわけで、ダマがなくなる程度にかき混ぜた。
うむ、正規調理で出来た見た目に似てる。でもこれカレーライスっていうよりも、自由軒のカレーみたいだよね。真ん中に卵を落としたくなる!

というわけで食しました。
うん、カレーでした(なんだこの感想は)。

特にそれ以上の感想はない。まあインスタント食品だし「すげーうまいよ!」という感動があるわけでもなく、しかもベースはカップヌードルごはんのパフライスと同じなので、バリエーション増えたかな、という感じ。山めしのバリエーションには追加できそうです。

ただ、山めしにする場合は、規定の水分量よりも心なし多めに入れたほうがいいかも知れない。時間を置くことでパフライスが余分に水分を吸ってしまう。また、今回はテストも兼ねて放置していたけど、ルーを溶かすべく最初のうちは少しかき混ぜたほうがいいかも知れない。そう思った。

しかし山じゃない日常生活でもう一度これを食べたい…とはあまり思えんかったな。カップヌードルごはんもそうだけど、電子レンジが利用できる環境があれば、レトルトのごはんパックとカレーが利用できる。ローソン100とかで買えばあわせて210円。カップカレーライスにアドバンテージがあるとはあんまり思えないんだよね…。

それにしても、このシリーズは「ただの白いごはん」を出すべきだと思う。150円くらいでお願いしますよ日清さん…。

裏銀座を縦走してきた

8月16〜19日。お盆休みをちょっとまたいで、去年に引き続き、今年の夏休みも北アルプスを縦走してきました。
去年は(ブログには書いてないけど)、初の2泊3日で表銀座の縦走。ならば今年はそれを越える3泊4日や!ということで、裏銀座縦走に出かけてきました。

行程が長かったこともあり、すべてを記述するとえっらい量になるので、とりあえずかいつまんで書くと…

ブナ立尾根の登りは本当にキツかった。
北アルプス三大急登のひとつである合戦尾根を去年登ったが、その比じゃないくらいのキツさがあったように思う。また、日本三大急登のひとつの西黒尾根とも比べものにはならない。だって最初からヘンな急斜面の階段(足場)出てくるんだもん…。
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野口五郎岳の眺望はすばらしい!
天気が良かったこともあったが、野口五郎岳頂上からの360度の眺望は本当に素晴らしかった。ここには1日で入ることは出来ず、どこの登山口からも1泊2日はかかってしまうのだが、その苦労のかいがあるくらい、素晴らしい。天気が良すぎてビリビリに日焼けしたが、これだけでも来たかいがあった。
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裏銀座のテント場の恵まれなさは異常
裏銀座はテント場が少ない! 1日目の烏帽子小屋から、2日目の三俣山荘までテント場がどこにもない。せめて野口五郎小屋あたりにあってもいいのに…(昔はあったらしいけど)。おかげで2日目の行動時間が10時間。はっきり言ってバテバテでした。
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見よ!西鎌尾根からの槍ヶ岳
槍沢からの槍ヶ岳が、槍ヶ岳の表の顔ならば、裏銀座から西鎌尾根を経て見る槍ヶ岳は、まさに裏の顔。麓に赤く崩落した硫黄尾根を従えているところも、なんともまた味わい深い。こんな景色を見ながら縦走できるのも裏銀座ならではの醍醐味か。しかしながら西鎌尾根の最後のところと、千丈沢乗越からの最後の登りは本当にキツかった。荷物が重いこともあったが、何度も何度も立ち止まった。それゆえに、槍ヶ岳山荘についたときは感動もひとしお。去年、東鎌尾根から登ったときなんか比べ物にならないほどの達成感。
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もし北鎌尾根を登ることが出来たなら、もっともっとすごい達成感なんだろうなあ…なんて思いつつ。しかし高所恐怖症の素養のある俺にはたぶん北鎌尾根は無理なんじゃねーかという気がしなくもなく。
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でもやっぱり槍沢からの槍ヶ岳も素晴らしいわー。
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小梨平のお風呂は神!
上高地バスターミナルに到着する寸前、ゆえあって去年入れなかった小梨平の入浴施設に入ったが…いやあ、風呂って神か!と思うくらいに素晴らしい。まあ、毎日10時間近い行動時間のうえに、5日間(前日は会社から荷物背負っていったので風呂入ってない)まったく風呂に浸かってないせいで、もう湯船に浸かった時点で気絶する気持ちよさ。食事よりもなによりも、下界の楽しみには間違いなく風呂だよな! と実感した瞬間でした。
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そんなこんなで、紆余曲折ありつつも裏銀座縦走は無事終了。さっそく来年どこへ行くか思案中。白馬?折立から南下?ダイアモンドコース?それとも劔? 毎回行くにはちょっとしんどいが、夏休みの愉しみとしては北アルプスはちょうどいいのかも!

[リンク]Flickr/130816_北アルプス裏銀座縦走_1日目
[リンク]Flickr/130817_北アルプス裏銀座縦走_2日目
[リンク]Flickr/130818_北アルプス裏銀座縦走_3日目
[リンク]Flickr/130819_北アルプス裏銀座縦走_4日目

谷川岳山開き号に乗って

7月7日の山行のお話。

7月2日は谷川岳の日。毎年その週の週末には、臨時快速「谷川岳山開き号」が運行される。23時過ぎに上野を出発し、午前3時に土合駅に到着するという、まさに谷川岳登山者にとってはありがたい列車。快速だが510円の指定券が必要で、今年は油断していたら早々に売り切れてしまい無理かなーと思っていたものの、ダメ元でキャンセル待ちをしておいたら、1週間前に1席ぶん確保できた。わざわざキャンセルしてくれた人ありがとう(キャンセル料が500円かかるので、キャンセルしない人が多いのだ)

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てなわけで、この列車に乗って谷川岳に行くのも、なんだかんだで今年で3年連続3回目。午前3時着で、準備も含めて早ければ4時の夜明けとともに登山開始できることもあり、始発乗り継ぎではチャレンジできないルートも存分に楽しめる。
とはいえ、土合口からの未踏ルートもそんなに残っていない。
去年と同じく、もう一度中芝新道にチャレンジしようとも思ったんだけど、2年連続はなーと感じ、とりあえず未踏であった巌剛新道で上がることにする。

今日は臨時列車に合わせて、ふだんは7時スタートのロープウェイも5時から動く。列車を降りた登山客は、半分以上がロープウェイ駅へ。登山指導センター方面に向かった客も、大半は西黒尾根へ。厳剛新道にたどり着いたときには自分ひとりになっていた。

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天気は薄曇り、決していい天気ではないけれど、このくらいのほうが日焼けもしないしちょうどいい。マチガ沢出合に到着し、朝日に照らされる岩峰を眺めながらハイドレーションを冷たい水でいっぱいにした後、厳剛新道に入る。

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入った直後、自分の倍くらいの速度で歩くひとりの登山者に抜かれた。背中にはロープとヘルメット。東尾根でも登るのだろうか。

道は沢筋を詰めながら徐々に西黒尾根寄りに道を変えてゆく。昨日の雨で道がプチ沢になっているのはご愛嬌。新調した靴を豪快に濡らさないようにだけ注意しながら登る。

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景色が開けると、右側にはマチガ沢が一望できる。眺望のない鬱蒼とした樹林帯をしばらく登らねばならない西黒尾根に比べると、景色を楽しめる。

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途中、マチガ沢に降下できる「見晴台」があるはずなのだが、標識を見つけられずに歩く。ふと雪渓に目をやると、さきほど追い抜かれた登山者が雪渓を詰めていた。
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中央の赤い点が登攀者。おわかりだろうか。
大滝の右側を巻いていたので、やはり東尾根のようだ。どんなふうに登るのか興味はあったが、これを眺めていては時間がいくらあっても足りない。休憩がてら5分程度眺めた後、また登りはじめる。



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マチガ沢の景色からだんだんと遠ざかり、誰もいないはずの登山道になぜか人の声がする。その声が西黒尾根を登る人々の声だと気づくのに少し時間がかかった。そしてまもなく、西黒尾根との合流地点であるガレ沢の頭に到着。

ここで巌剛新道は終わり。体感的には意外と短かったが、なかなかに楽しめたルートだった。ひとりで登ることはあまりないだろうが、他の人と登るときはここに連れてくるのもいいかも知れない。

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あとはお馴染みの西黒尾根を詰める。見慣れたルートとはいえ、この岩稜を登るのはそこそこ注意を必要とする。時々空から雨粒が落ちてきて、雨具をつけるかどうか悩むとやむ、そしてまた降る…の繰り返し。

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ゆるやかな笹原と未だ残る大雪田(の残り)が見えたら、もうそこは肩の小屋が近い。いつもの、人の賑わう見知った谷川岳だ。



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トマの耳に辿り着き、オキの耳はスルーしつつ肩の小屋で早めの昼食。まだ9時前だが腹は減った。

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いつ見ても、万太郎山への稜線は美しい。



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1時間くらいゆったりして、早々に下山を開始。ただそのままロープウェイ駅に降りるのではつまらないので、一度も行ったことのない天神峠へ。

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そのまま保登野沢コースを降りることも考えたが、下山とはいえ睡眠不足のなか、さらに3時間歩く気も起きないので、結局はそのままロープウェイ駅に降りてしまった。保登野沢はまた今度。

しかしこれが結果的に大正解。バス経由で水上駅について帰りの列車を待っていると、とてつもない豪雨が。あわててスマホで雨雲レーダーを見ると谷川岳を直撃している。もしあのまま頑張って保登野沢を降りていたら、今頃ひどい目に合っていたに違いない。ほっと胸を撫で下ろす。

水上駅はSLみなかみ号の運転日ということもあり、鉄道マニア含め多くの人でごった返していた。SL待ちの客の合間を縫うように先発の普通列車に乗り込み、いつものように八木原駅で下車しスカイテルメ渋川を目指した。

今回、巌剛新道をやっつけたことで、谷川岳山頂に繋がる登山コースで未踏なのは、保登野沢コース、中ゴー新道、いわお新道、田尻沢コースの4つを残すのみとなった。いわお、中ゴーは夏はヤマビルが出るらしいので雪の降る前の秋だろうか。最後まで未踏なのはロープウェイと並走してる田尻沢コースになるような気がしている。

ともあれ、今回の山行も無事に終了。谷川岳はまだまだ面白い。

[リンク]Flickr/130707_谷川岳_巌剛新道

カップヌードルごはん改悪!

うおお…なんか、ほぼ1年ぶりの記事だ。
前のエントリでも書いたとおり、山めしとしてカップヌードルをちょこちょこ利用している。最近は日帰りか1泊ばかり、しかも冬の時期はそのまま白米おにぎりを1個持ち歩いても悪くならないので、実はそれほど使ってもいないんだけど(どっちなんだ)。

ともかくも、4〜5個は自宅にストックしてある。近所のスーパーに寄るときに値段をちらちら見て、安売りしている時に買い込んでいるんだけど、ある日、近所のお店から一気に在庫が消えて「販売終了か!?」と焦っていたら、少ししてパッケージがリニューアルして復活した。

んで、パッケージを見てびっくり。
だらだら説明するより、とにかくこいつを見てくれ。こいつをどう思う?

(引用元:http://www.gohan-series.jp/howtocook/

つまり、今まで別々の袋になっていた「ごはん」と「スープ」が、容器の中にそのまま入るようになったということ。

ないだろ、それはない。なさすぎる!

日清としては、できるだけ手間を減らして「ごはん」を作らせたい…ってことなんだろうけど。容器にそのまま入っている時点で、山めしとしては持ち運び難易度が相当上がってしまった。あえて持ち運ぶとするなら、中身をジップロックに移して持ち運ぶか…とかそんな感じだろうか。
しかし、一番の難点はやっぱり「粉末スープと混ざってしまっている」こと。白いご飯として食べることができなくってしまったのだ。正直、山めしとしてのカップヌードルごはんの価値は、終わってしまったと言ってもいいだろう。少なくとも俺の中では。

食べる人がなるべく手間を掛けないという発想のもとのリニューアルなんだろうけど、そもそも電子レンジを前提としている以上、一定のハードルがあるんだから、改良するところもっと他にあるんじゃない? と思ってしまうのは俺だけだろうか。

自分がターゲットから外れているのかも知れないけれど、日清のインスタント食品のあらゆる方向性が、自分のニーズとは遠く離れていっている気がするのであった…。

主食を考える

登山するようになり、スーパーや100円コンビニ(主にローソン100)などに行くと、山で食べるのに適したものをついつい探してしまう。自分が考えるポイントは優先順位で並べるとこんな感じ。

  1. 携帯性(かさばらない・軽い)
  2. 調理難易度・時間(お手軽・すぐ出来る)
  3. 味(おいしい)
  4. 入手難易度(普通のお店で買える)
  5. 価格(安くなくてもいいけどお手頃価格)

まあ、当たり前のことばっかりなんだけど。好日山荘石井スポーツなどのいわゆる登山用品専門店に行けば、いろいろと食料は揃っているけれど、4と5の点で正直パフォーマンスがよろしくない。なので、どこでも手に入りそうなリーズナブルな食品を自分の足で探してみようじゃないか。もちろん探すのは手間だけど、これもまた楽しみのひとつ。というわけで、定番かも知れないが自分がひととおり探して行き着いた食品をぼちぼち紹介していく。今回は主食から。

主食といえば言わずもがな、もちろん炭水化物。パンやビスケット等の乾物はその手軽さから行動食として機能するので、腰を落ち着けた休憩時に摂る食事は、暖かいものにしたい。

マ・マー 早茹でサラダクルル

自分の中では定番になりつつあるマカロニパスタ「早茹でクルル」。普通のスーパーで手に入る。パスタのいいところは、お腹の減り具合に応じて量を調整できるところ。基本的には茹でたほうが美味しいけれど、実はお湯でも作ることが出来る。沸騰したお湯に3分くらい浸しておけば、食べられる固さに。個人的には茹でるといつも茹で過ぎてしまうので、一煮立ちしたお湯にざらざら入れた後、30秒くらいで火を止めてしまう。
パスタソースはお好みで。そのときの気分によってローソン100で手に入れたレトルトパスタソースを選ぶことが多いかも。レトルトがかさばる!という人はたらことかペペロンチーノとかのシーズニング系を選ぶといいんじゃないか。場合によってはレトルトカレーソースとも合うし、なかなか万能。もちろんお金に余裕がある人はお湯戻しドライフーズのソースもいいんじゃないかな。

■マルタイ 棒ラーメン

言わずと知れた山めし定番中の定番。しかし登山用品店で買う「山の棒ラーメン」等は何故だか高い。そもそもマルタイのラーメンってもともとそんな高いもんじゃねーだろ…というわけで、基本は安くないと買わない。写真の棒ラーメンは近所のドンキで100円以下(正確な値段は失念)で買った。探してみるといろいろな味があるので、安く売ってたらみつけて買うようにしてる。

■五木食品 ラーメンいろいろ

マルタイの棒ラーメンはスーパーでも取り扱っているものの、必ずしも100円以下で置いてあるとは限らないので、そのかわりによく購入するのが「五木食品」のラーメン。おもにローソン100に置いてあるブランド。1食入りのもののほうがラインナップが豊富だが、2食入りのものもいくつかある。それがこちら。やはりローソン100で気軽に手に入るというのは心強い。

日清食品 カップヌードルごはんシリーズ

麺類に続いてお米の話。山でのお米といえば、やはりお湯で戻せるアルファ米が定番だろうか。アルファ米といえば、定番なのが尾西食品だが、1食294円はちょっと抵抗がある。決してバカ高いとは思わないのだが、気軽に買い込める値段じゃない。スプーンなども付属していてどこでも気軽に食べられるよう配慮されているが、その配慮はどちらかといえば非常食としてのもので、山で必要か?と言われれば疑問符をつけざるを得ない。

そんなわけでいろいろ考え、辿り着いたのが「カップヌードルごはん」シリーズ。

もともとこいつは、電子レンジでの調理を前提としている。しかし買って中身をよくよく見てみれば、米は「アルファ化米」そのものである。パッケージにはないが、ネットには「フライパンでも調理可」とある。とするならば、お湯戻しも出来るんじゃないか…。

ネットにも成功事例があったので、自分もさっそく自宅でチャレンジ。電子レンジで作らないのなら、かさばる紙パックはまったく不必要。スープも要らないなら白米のパックだけ持っていけばいいから相当軽くなるね(重さ量ってないけど)。

[:W320]

コッヘルにお湯を注ぎ、その中にごはんを入れる。たぶんこれだけで白飯になるのだろうが、今回はスープの素も投入し普通に作ろう。そしてよくかき混ぜて、フタをして15分ほど放置した。

さて、時間経過後フタを取ると…おお!いい感じ。味もふつうにご飯です! 惜しむらくは、唯一の具の海老が水に浮いてしまうので、先に米がお湯を吸ってしまい海老がお湯をあまり吸っていないこと。

まあしかし具なんてオマケみたいなもんなので気にするほどではない。むしろ白飯だけ単独で作って、スープはお湯で戻して別にしたほうが美味いかも知れない。これだけで足りないという人は、スープにクイック春雨を入れて食べるという手もアリだろうな、などと思いながら。いろいろバリエーションはありそうだ。
ともかくも、お湯戻しは成功。しかし昼飯に15分待つのは辛いので、お米系は恐らく寝る前か、早起きした日の食事になるだろうな。

こいつも、実は定価で買うと250円(税別)する。価格だけで見ると尾西アルファ米とそんなに値段が変わらんので注意が必要。しかしたいていのスーパーにある入手性の良さ、また値引き率も高いので安く売っていたらゲットすべし。なお自分は200円を切っている時が購入基準。この前同じシリーズの「UFOそばめし」が近所で158円で売られていたので買い込みました!

お湯でも戻せるよ!って宣伝すれば、アウトドア向けにもかなり売れると思う。
綺麗なまま紙箱を捨てるのはものすごく抵抗があるので、箱なしのお徳用パックみたいなもの、作ってくれませんかね、日清さん!

忘れそうなので

前回の日記からもう1ヶ月経ってしまったんだぜ…時間の流れが早すぎる!
ちょこちょこ遠出をしているんですけど、日記としてまとめないうちに時間だけが経ってしまっている! これはいかん!内容を忘れる…ということで、とりあえず行ったところだけ貼っておこうかな、と思います。

7月25日に走ったルート。
土合駅から奥利根湖を目指し、渋川へ下る。しかし途中でゲリラ豪雨に遭遇したので後閑駅で電車に。

渋川駅からいつものニコニコ亭で食事後、またもやいつものおなじみ温泉施設、スカイテルメ渋川で風呂。

そして八木原駅でゴール。
そのときの写真はこちら。

http://f.hatena.ne.jp/masasiro/100725_okutone/

距離としてはそうでもなかったけど、ダムの上に登るときの最後の坂はなかなかキツかった。